最大40%のリサイクルコンテンツを含むTPVがFakumaでデビュー

投稿者: スタッフ | 2023 年 8 月 24 日

Teknor Apex の Sarlink 熱可塑性加硫ゴム (TPV) は、リサイクル可能で軽量な EPDM ゴムの代替品として、優れた弾性と長期性能を必要とする自動車用途に長年選ばれてきました。 最新シリーズの Sarlink RX 3100B は、硬度に応じて最大 40% の産業廃棄物リサイクル (PIR) を組み込むことで、自動車ブランドが持続可能性目標を達成できるように開発されました。

これらの多目的 TPV は、射出成形、押出成形、オーバーモールディング、およびポリプロピレンまたはその他の熱可塑性エラストマー (TPE) との共押出成形に適しています。 高デュロメーター グレードの用途には、ガラス ラン チャネル、ブーツ、ベローズ、その他のボンネット下のコンポーネントなど、押出シールのバックボーンやキャリアが含まれます。

2 つのグレード (84 および 94 ショア A) は既存の Sarlink 3100 シリーズ技術に基づいていますが、それぞれ 25% と 40% のリサイクル含有量が含まれています。 これらの材料は、バージンの同等品と同様に処理され、機能しますが、バージンの石油ベースのプラスチックへの依存度の低減など、持続可能性の利点を提供します。 Sarlink RX 3100B TPV は黒色に着色されており、プロセス中または製品のライフサイクル終了時にもリサイクルできます。

家庭廃棄物由来の PIR 含有量と使用後リサイクル (PCR) 含有量を使用することにより、押出グレードの TPV で問題なく使用できる、より制御された一貫した原料ストリームが提供されます。 Teknor Apex はリサイクル原料を主要原料と同様に扱います。それらは同じ品質保証テストの対象となり、使用するには関連仕様を満たす必要があります。

「Teknor Apex では、バリューチェーンの一部として、より持続可能な材料ソリューションを市場に提供し続けながら、可能な限り持続可能な方法で製品を製造する責任があることを認識しています。 私たちは主要ブランドと緊密に協力して、持続可能性の目標を理解し、関連するソリューションを提供しています」とグローバル自動車市場マネージャーのスコット・ナコン氏は述べています。 「私たちが進行中のプロジェクトには、リサイクルされたバイオベースのコンテンツやカーボンネガティブな添加剤などの新しい持続可能な原材料の流れが含まれています。 また、当社は今年後半に最大 65% の使用済みリサイクル含有量を含む新しい熱可塑性エラストマーを導入し、再生ポリアミド ソリューションの Recyclon ポートフォリオを拡大する予定です。」

この新シリーズおよびその他の Teknor Apex ソリューションの詳細とサンプルは、10 月 17 日から 21 日までドイツのフリードリヒスハーフェンで開催される Fakuma 見本市のホール 2 のブース 2114 でご覧いただけます。

テキスト形式の詳細

プラスチックに対する環境への懸念は正当ですが、政治家や企業は、プラスチックが多くの用途で持続可能な選択肢となり得ることを考慮せずに、活動家に屈することがよくあります。私たちは、常識を確実に普及させるための業界の戦いを追っています。